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西遊記/平岩弓枝
 

西遊記といえば、孫悟空である。
私は孫悟空というとドランボールのイメージが強い世代なのだが、堺正章が演じた見た目がすごく邪悪な感じの孫悟空の印象的だ。最近では香取信吾が演じているが、見ていないので(見る気もしないので)論外としよう。

西遊記といえば、先日紹介した伊坂幸太郎の「SOSの猿 」ともリンクしている。
実は「SOSの猿」を読んでいて、西遊記ってどんな話だったけなと疑問に感じて手に取ったのが、この平岩弓枝の西遊記だった。
まず本屋で手に取った時に思ったのは、「えっ、なんで平岩弓枝が西遊記?」という疑問である。
平岩弓枝といえば「御宿かわせみ 」で有名な作家である。
そんな平岩弓枝が描く西遊記というのはどんなものなのだろうか。私は興味津津で手に取ってしまった。

子供の頃に読んだと思われる西遊記では、三蔵法師率いる孫悟空、猪八戒、沙和尚の三人が大暴れするというものだったような気がしたが、改めて読んでみると、たしかに孫悟空は大暴れしているけれども、猪八戒と沙和尚のわき役っぷりには驚きを隠せなかった。
さらに、孫悟空がほとんどの妖怪を退治しているのかと思いきや、菩薩やら二郎真君やらに助け求めまくりで、かなり三蔵の旅は他力本願な旅になっている感じがした。

孫悟空が大暴れと思って読むと、ちょっとがっかりだが、ストーリーは大変面白く、童心に帰れる。
子供が読んでもいいけれども、大人が読んでも十分に楽しめるものだった。

おすすめ度 ★★★☆☆

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| 読書感想文 | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
トンデモ神様事典

あなたは神を信じますか?
べつに宗教の話ではありません。
ギリシア神話やケルト神話に出てくる神やインドの神、仏教の神、ブードゥー教の神、まあ神様についてあげるとキリがありません。
神は人間が作り出した想像上のもの。しかし、神は人間を作り出したとされている。
ああ、矛と盾。
しかし、困った時のなんとやらって感じで、みんな困った時だけは信じたくなる存在。
どっぷりと信仰している人もいれば、そんなものは信じませんって人もいる。
日本には神が溢れている。
宗教の自由ということもあるけれど、そこらじゅうに神社がある。
お地蔵さんも神様だし、三十三間堂なんかに行こうものなら、いくつ神様がいることやら。神様大国日本。生き神様を名乗る人たちも沢山いる。
ダライ・ラマも神様らしいよ。
そんな神様たちのなかでもトンデモな神様を集めたのがこの本。
雑学として覚えていて損はない神様の話が盛りだくさんです。
いやー、勉強になった。

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| 読書感想文 | 19:24 | comments(0) | trackbacks(4) |
ミカ!/伊藤たかみ


意外と私は雑食である。
何の話かといえば、読書の話だが。

二十代前半は、ハードボイルドしか読まなかった。
ある時期、ミステリーしか読まなかった時もあった。
ホラーばかり読んでいた時期もあった。

そんな読み方をしていると頭が偏ってしまう。
そう人に言われた。
それからは、様々なジャンルの本を読むようになった。

確かにあの頃の私の頭の中は、極端に偏っていたかもしれない。

さまざまなジャンルの本を読むようになってからは、本を読む楽しさが増した。
だが、いまだにSFとライトノベルだけには手を出せずにいる。

さて、今回読んだ『ミカ!』は上記で述べた話とはまったく関係のない小説。
青春モノというべきか、児童文学というべきか。
児童文学と書いてしまうと、大の大人が読む本じゃないと決め付けてしまいがちだが、
この『ミカ!』は児童文学という枠にとらわれてはいない。
大人が読んでも十分に楽しめるからだ。もちろん、子供でも読めるだろう。

主人公はタイトルの通り「ミカ」ではなく、そのミカの双子の兄。
男勝りのミカを主人公の目を通して描かれている。

ちょっとホロリと来るシーンもある。
是非とも、大人にも読んでもらいたい作品だ。

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| 読書感想文 | 02:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
君たちに明日はない/垣根涼介


リストラ。
少し前までは耳にタコが出来るぐらいにテレビや新聞や週刊誌で見た言葉。
最近はあまり聞かなくなったなあ。
やっぱり団塊世代がいなくなったから会社的にも人員整理の必要がなくなったのか?
バブルの恩恵を受けなかった不況世代の私にとっては、リストラなんて言葉は聞きなれた言葉である。

さて、今回読んだ『君たちに明日はない』は、リストラの話。

リストラ全盛期にはリストラされたサラリーマンが一念発起してとか、いままで働き蜂だったのに突然リストラなんて……くそっ、会社に復讐してやるっていう小説が多かったような気がする。やっぱり、書いているのはリストラされたサラリーマンだろうか?
作家の先生によっては学生からいきなり作家になっちゃったものだから、会社勤めなんかが全然わかっていなかったりもするんだよね。読んでいると違和感がありまくりだったりして、会社員の読者からすれば、そんなわけねえだろ!って突っ込みどころ満載だったりして。
……というのは、今回の話とは全然関係の無い話。

『君たちに明日はない』はリストラされる側の話ではなく、リストラをしたい企業から依頼を受けて、リストラ用の面接を実施するとことを生業としている会社の話。
主人公は、リストラ面接のプロ。いかに相手を説得して会社を辞めてもらうか。
会社を辞めたくはない。絶対にリストラなんてごめんだ。まだ、俺には住宅ローンも子供にかかる教育費だってあるんだぞ。と会社に何が何でもしがみ付こうとする連中に対して、いま辞めた方が得なんですよと上手く説得していく主人公。
その裏側には、会社愛あり、人間愛あり、ひとりの会社員の人生ありと様々なドラマが展開されていくわけです。
主人公は決して、冷酷に「君は会社にいらないから」と言い放つわけではなく、相手の事を調べ上げて温かく会社を辞めてもらおうとするわけなんです。

垣根涼介というと、ワイルドソウルに代表されるアクションバリバリの小説を連想してしまいますが、この小説には一切アクション的な表現は出てきません。
この人は、こういう作品も書けるんだと、垣根涼介という作家の新しい一面が見えてくる作品です。



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| 読書感想文 | 03:47 | comments(0) | trackbacks(106) |
怪魚ウモッカ格闘記/高野秀行


私がウモッカの存在を知ったのは、あるインターネットサイトだった。
きっと、ウモッカの存在を知ったのは、この本の著者よりも先だろう。
もともと、UMA好きだった私は、ウモッカの存在を知り興奮したものだ。

もう、ウモッカなんて存在は忘れていたある日、書店で一冊の本を手に取った。
それが『怪魚ウモッカ格闘記』だった。
たしかにウモッカの存在が世に出たばかりのあの頃は、誰かウモッカを捜しに行けよ。的な感じでサイトで盛り上がっていたはずだ。
そんなウモッカをわざわざインドまで探しに行った人がいたなんて……。

著者、高野秀行はウモッカに会うため、様々な人から情報を得たりして、インドへと旅立つわけなのだが……

しかし、これ以上先の話は書けない。
なぜなら本を読んで、えー!と思ってもらわなくてはならないからだ。

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| 読書感想文 | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
水の迷宮/石持浅海


警察の介入を決して許さない、密室ミステリー。
毎回、この作者には楽しませてもらうが、今回も十分に楽しませてもらった。

今回の舞台は水族館。
何を隠そう、私は大の水族館好きである。
特にサメの水槽が大好きだ。
と、まあ、関係のない話だが。

石持浅海という作家は本当に、密室を作るのが巧い。
それも、誰しもが思いつくような密室(たとえば、雪山の館)などではなく、そんなところで来たか!と読者を驚かせるような発想を持っているからすばらしい。

こういった本はあまり感想を書かないほうがいい。
なぜなら、ネタバレしてしまうからだ。

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| 読書感想文 | 04:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
ビンゴ 西村健

 
今年は梅雨にはいっても、雨がほとんど降らない。
そのせいもあってか、読書する時間が短いようにも感じられる。
何よりも本にあまりお金を掛けなくなってきたような気すらも。
この本が読みたい!そんな気を起こさせる本、なかなか見つからないものです。
 
さて、今回読んだのは西村健氏の『ビンゴ』です。
このビンゴってシリーズ物として、8冊ぐらい出ているみたいです。
正直、書店で見るまでそんなシリーズ物があるなんて知りませんでした。
というわけで、シリーズの第一作目を手にとって見ました。
 
主人公、オダケンこと小田健は、新宿はゴールデン街にあるバーのマスター。
副業で探偵まがいの便利屋のようなことをしている。
ヤクザと仲が良かったり、警察と仲が良かったりと、まあ、主人公はとっても
都合がいい人なんですね。
と、まあ、よくあるパターンの話か。と思わされてしまいました。

ただ、ちょっと違うのは犬と会話できたり、北朝鮮の軍隊体験ツアーで軍事経験を積んでいたり、あとは一般人なのに拳銃を持っていたりもしています。

もうね、こういう小説はしかたないんですよ。
どうやって主人公に拳銃を持たせるべきなのかとか、警察とのつながり、やくざとのつながりをどうやって作っておくべきなのかとか。
アメリカの小説とは違って、簡単には拳銃が手に入らない日本ですから(最近はそうでもなさそうだが)。

少し強引であっても、日本のアクション小説はこういった難点をクリアしなければならないんですね。読んでいる方は、結構違和感を感じたりもしちゃいますけど。

最後の方は、やりたい放題といった感じで。
拳銃での撃ち合いから、爆弾の爆発、しまいにゃ平気で人殺し。といった感じです。

読み終わったときの感想は、本当にこれってシリーズ化してるのかよ?
という感じでした。まあ、これが最初の作品らしいので、その後はよくなっているのかもしれませんけど……

評価:★★☆☆☆
| 読書感想文 | 12:04 | comments(0) | trackbacks(3) |
夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦


最近はBSのNHKで放送されている週刊ブックレビューを溜め撮りしておいて
2倍速で一気に見るのがブームになりつつあります。
まあ、そんな個人的な話から入ってみましたが、これから書く話とは特に関係はありません。

さて、今回読んだのは森見森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』です。
たしか、この作品を知ったのは週刊ブックレビューだったような気も。

最近はミステリーばかり読んでいるような気がしていたので、ちょうどいい緩和剤になりました。
やっぱり、たまには人が死ぬ事のない小説を読むのも必要ですね。

内容はホンワカした感じで、とても雰囲気の良い小説でした。

評価:☆☆☆☆★
| 読書感想文 | 16:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
ロング・グッドバイ/レイモンド・チャンドラー


ハードボイルドを語る際に避けて通れない作家がいる。
言わずと知れた巨匠、レイモンド・チャンドラー。読書好きなら誰しも一度は耳にしたことのある作家のはずだ。
そんなチャンドラーの「長いお別れ」が、村上春樹の翻訳で甦った。

と、まあ書きましたけど、チャンドラーを読むのはこれが初めてです。
散々、ハードボイルドがどう、こうと語ってきたかもしれませんけど、チャンドラーはあえてさけてきた作家だったんで。
しかしまあ、これもいい機会だと思って、安くは無い太い本を買いましたよ。
文庫で、訳者が村上春樹じゃなければもっと安く買えるんですけどね。

ストーリーとかには、いっさい触れません。まあ、巨匠の作品なのでハズレという事はありません。
ただ、巻末の村上春樹のあとがきみたいなのは要らないと思ったのは私だけでしょうか?
別に村上春樹の言葉なんていらないだろって。
そういうのは、文庫本にしたときの載せろよって。
別に村上春樹のファンではない私は、なんか読み終わってから、嫌な気分になりました。

採点:☆☆☆☆★(巻末が無ければ星5つだった)
| 読書感想文 | 01:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
何冊か、一気にレビュー
だいぶ、ブログの更新をサボってしまいました。
本を読んでいなかったわけではないのですが、なんか時間が取れなくて。
といいわけは、この辺にしておいて。

空いていた期間に読んだ本をざっとレビュー。
簡易レビューなのは、読んだのがだいぶ前だったりするからなんで気にしないで下さい。


現在も一ヶ月に一冊のペースで出版される、文庫版「北方謙三『水滸伝』」。
毎月、一冊ずつ読んでいますが大体一日で一冊読み終わってしまうほどの面白さ。
巨匠、北方謙三の男気溢れる水滸伝には、どっぷり浸かっています。
水滸伝を知らない人はもちろん、中国武侠小説なんてと思っている人も、一読の価値あり。見方が変わりますよ。
採点:☆☆☆☆☆(☆5つで満点)



久しぶりのヒット!読んで、こりゃ面白いぞと思える作品に久しぶりに出会えた。
J・C・ブレイクの『荒ぶる血』。本当に面白い。
「このミス2006」では海外2位だったが、1位でもいいんじゃないかと思える面白さ。
冒険活劇好きであれば、ぜひ一読いただきたい。
採点:☆☆☆☆☆(5つでは足りないぐらい)



同じくJ・C・ブレイクの作品。こちらは「このミス2005」で海外3位。
荒ぶる血に比べると少々面白さは落ちるが、読んで損は無い面白さ。
この作家の作品がもっと日本で翻訳されることを期待!
採点:☆☆☆☆★



鬼才・ジェイムズ・エルロイの描く『ブラック・ダリア』。
世界で最も有名な死体として名高いダリア。
そのダリア事件をエルロイが独自の目線で描いていく。
ファイアとアイス。そんなあだ名を持つ二人の刑事。元ボクサー。
二人の刑事はダリア事件を追っていくうちに、狂っていく。
何が二人の刑事をそうさせてしまったのか。
映画かもされたブラック・ダリア。エルロイの世界を堪能したいのなら読むべし。
採点:☆☆☆★★



最近、ホラー小説というのをあまり読んでいない。
前は反吐が出るようなオドロオドロシイ小説を好んで読んでいたりしたはずなのに。
久しぶりにホラー小説を読もうと手に取ったのは『独白するユニバーサル横メルカトル』。「このミス2006」の1位作品だ。
久しぶりに読んだホラー小説だったが、このミス1位って程の作品か?と疑問も。
死体を食べる象のような男の話は面白かったが、表題の作品はイマイチだったような気も。
どちらかといえば、読者を選ぶ小説だった。
採点:☆☆★★★



久しぶりに伊坂幸太郎の新作を読んだ。『フィッシュストーリー』。短編集だ。
伊坂といえば少し前までは連続で新作を発表してきたが、ついにネタが尽きたか?と思わせるスピードダウン。でも、普通の作家なら1年に1冊出すか出さないかという事の方が多いから、これでも伊坂はかなりの速度で書き続けている事になるんだろうな。
今回の短編集は、いつもよりもなんとなく面白さがたらない気がした。
いままでの伊坂幸太郎は新しさに満ち溢れて、読者の裏をかくような伏線がちりばめられていたが、今回は何かが違う気がした。
採点:☆☆☆★★
| 読書感想文 | 03:47 | comments(0) | trackbacks(1) |
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