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血と暴力の国

もし240万ドル(約3億ぐらい)の金が入ったカバンが目の前に置かれていたら、どうするだろうか。
もちろん、周りには誰もいない。
いや、正確にいうならば、死体はいくつか転がっていた。

ヤバイ金だということは十分承知だが、その金に手を出してしまった主人公のひとりモス。
その金の入ったカバンを持ち逃げしたことから、とんでもない奴に追われることに。

ってな感じの小説です。
映画『ノーカントリー』の原作でもあります。

物語は保安官、モス、殺し屋の3人の視点で進んでいきますが、殺し屋であるシュガーがヤバすぎです。こいつに殺しの理由は要らない。家畜用のスタンガンにエアボンベをつけたという特殊な武器を使って、人を殺す、殺す。私のイメージでは俳優はスティーブ・ブシェミでした。

作品としては最高に面白かったんですが……
私としては、ある主人公と主人公が遭遇して、あることが起きた後(ネタバレするから書きませんが)は、ちょっと失速したなと思いました。

| コーマック・マッカーシー | 10:54 | comments(0) | trackbacks(102) |
義珍の拳/今野敏



最近では「ハンチョウ」がTVドラマで放映されたこともあり、知名度もウナギ登りの今野先生。
このミスの「隠し玉」のコーナーで作家で食っていこうなんて、無理だって書いていたころが懐かしい。いまじゃ、売れっ子ですね。

さて、今回はそんな今野先生の作品『義珍の拳』を紹介。
というか、どうしてこの本が文庫本化されたのかも謎なぐらいにマニアックな小説。
主人公は富名腰義珍。沖縄の空手家で、実在した人です。

マニアックすぎる。今野先生、誰にこんなマニアックな小説を読ませようとしているんですか。

空手をやっている人間でも、一部の人間しかしらないですよ、富名腰義珍なんて……。

空手界では有名な富名腰義珍先生なのですが、簡単にいえば首里手を本土に持ち込んだ人。
日本空手道協会を設立した人。
えーとあとは……
まあ、読んでみればわかりますよ。
そして、この小説を読めば、空手が極真のようなフルコンタクト空手ばかりではないということ、空手の型がいかに重要であるかということなどがわかるはずです。

きっと、今野先生はこんなことを伝えたかったんだろうなと、私は私なりに理解しましたと、生意気なことを書いてみたり。。。

| 今野敏 | 20:43 | comments(0) | trackbacks(104) |
喧嘩商売/木多康昭


格闘漫画というのは、いつの時代も存在する。
古くは「空手バカ一代」や「タイガーマスク」といった梶原一騎作品。
現在でいえば、バキやタフ、小日向、軍鶏などなどあげるとキリがないぐらいに存在する。人と人が殴りあい、潰しあう。それを漫画にして何が面白いのか。
戦うこと。それは人間の本能。その本能を描いて何が面白いのか。
いや、面白いんだけれどね。
広い目で格闘漫画を見るとドラゴンボールなども格闘しているし、その系譜を引き継いでいる漫画などいっぱいあるから、日本の漫画は格闘漫画なくして語れないといっても過言ではないのではないだろうか。
などと熱くなってみたりするけれども、実際にそんなことを思ったことなどは一度もない。
久しぶりの更新ということもあって、文章にまとまりがない。すまん。

さて、今回紹介するのは、そんな格闘漫画の中でも異色の作品。
『喧嘩商売』
ただの格闘漫画だと思って読んでいると痛い目にあう。
正直、これを格闘漫画と呼ぶべきなのかと思ったりもする。
でも、格闘シーンになると解説も十分にされているし、作者の格闘マニア(いや武術マニアといってもいいかもしれない)っぷりが所狭しと出ているのだ。
普通、目打ちなんて技を漫画に登場させないだろ。
(この漫画では少林寺拳法の技となっているけれども、空手にも同じような技が存在してます。我々は「鞭」と呼んでいますけれども)
そして、勝つためには容赦はしない、手段は選ばないという主人公の立派さ。
その一方で格闘漫画とは関係のない、シモネタやら漫画家ネタのオンパレード。
こんな二つのストーリーが混在しているような状況で進んでいく漫画は珍しいのでは?
| 漫画 | 02:30 | comments(0) | trackbacks(51) |
夢追い人
10年近く前に会社を辞めた元同僚が某人気お笑い番組の構成作家になっていた。
それを知った時、夢は諦めずに追い続けることも必要だと思わされた。
ああ、原稿を完成させて応募しなきゃ。
と自分に鞭。
| 雑記 | 02:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
Dynamite!!〜勇気のチカラ2008〜


まず最初にいいたいのは、なんだそのサブタイトルは……
「勇気のチカラ2008」って。
しかも、
<第8試合 DREAMヘビー級(93.1kg以上) DREAMルール>
ボブ・サップvsキン肉万太郎
って……

キン肉万太郎の正体は『レスリングで、全日本選手権7連覇、学生四冠』
と谷川Pが明言。
なんでもFEGが大事に育てていた選手だそうです。
ってか、それって正体ばらしてんじゃん!
そんなすごい経歴の選手ってなかなかいないんですけど。
http://www.k-1.co.jp/profile/ta_tanaka_akihito.html

もったいないよ、こんな素晴らしい経歴の選手を色モノとして出場させるなんて。
谷川Pどうしたんだ、いったい。
やっぱり金か?金の問題か?スポンサーの要求なのか?
パチンコ産業か?もしかして、CRキン肉マン2世とか出るんじゃないだろうな?

やっぱり、格闘技には黒い何かが付きまとうのか……。
と妄想してみる。

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| 格闘技/武術 | 17:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
モダンタイムス/伊坂幸太郎


伊坂幸太郎という作家はチャレンジャーだ。
特に今年はその姿が目立った。
直木賞を執筆に専念したいという理由から辞退して話題となったし、
マンガ雑誌「モーニング」で小説を連載したりもした。
作品もいくつか映画化やドラマ化をしている(全部コケているが)。

そんな伊坂幸太郎の最新作『モダンタイムス』。
この作品は、あの『魔王』の続編にあたる。
だからといって魔王を読んでいないとわからないかといえば、そうではない。
完全に独立したストーリーが展開される。
というか、途中まで魔王の続編なんて気付かない。
主人公はシステムエンジニアで、とある会社のプログラム修正を頼まれる。
そして、そのプログラムの中に秘められた謎に気づいてしまったのだった。

浮気を疑い出したら鬼のように残酷なことでも平気でする恐妻。
そんな妻に頼まれて現れた暴力のプロ。
主人公の後輩である大石倉之助。
先輩の五反田。
小説家、井坂。
などなど、個性豊かな登場人物たちが物語を進めていきます。

この作品は、ゴールデンスランバーと同時進行で書かれていたそうで、
物語の中で似ているシーンが登場してしまったりする……
というようなことをあとがきで伊坂氏は述べているが
読み手側からすると、全然そんなことはなく両方読んだとしても面白く読める作品。

伊坂幸太郎の集大成作品などともいわれているが、伊坂幸太郎はまだまだこれからぐんぐんと伸びていく作家だと思わせる作品でした。

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| 伊坂幸太郎 | 12:44 | comments(0) | trackbacks(1) |
K-1 WORLD GP 2008 FINAL の悪夢
今回のK−1は「世代交代」という色を強く出していた。
その象徴ともいえるのが第一試合のピーター・アーツvsバダ・ハリ。
20世紀最強の暴君と呼ばれたアーツに対して、新世代のバダ・ハリが猛攻を仕掛ける。
アーツの敗因は、スタートが遅いという点だろう。
戦略的に1Rで様子を見ながらじわじわとローキックとジャブ。2R辺りから徐々にハイキックなどを織り交ぜて相手を圧倒して倒そう。
アーツはそんな戦略だったに違いない。
しかし、蓋を開けてみれば、1Rからバダ・ハリのラッシュ。
予想外の展開にさすがの暴君も対応しきれず、攻撃を食らう羽目に。
バダ・ハリがラッシュしてきているのに、アーツったらローキックでそれを止めようと必死なんだもん。
パンチでラッシュしてきた相手に対してローキックを返すなんて素人のすることですよ、アーツさん。
ある程度の打撃系格闘技などを齧ったことのある人はわかると思うけれども、相手がパンチの間合いに入ってラッシュしてきたら、相手を間合いの外に追い出すか、それとも間合いをつぶしてクリンチに逃げるか、パンチで応戦するかのどれかでしょ。
ローキックなんてしてもラッシュは止められないし、しかもパンチを片足になった状態で受ける可能性があるんだから逆効果だっての。せめて前蹴りとかで、相手の体を離さないと。
完全に出鼻をくじかれたアーツだったけれども、1Rを乗り切れば勝てるかなと思んだよなあ。でも、2Rでもバダ・ハリの奇襲を受けてあえなく撃沈。20世紀最強の暴君もここまでか。
でも、不思議とバダ・ハリが強いというイメージがわかないんだよなあ。

ほかの一回戦の試合は、見ていてスピード感あふれる面白い試合だと思ったけれど、レミーvsバンナは予想通りの展開に、またかよバンナと突っ込まざるえませんでした。
もうね、バンナの腕にサポーターがあった時点で嫌な予感はしたんですよ。
あれ?治ったんじゃなかったの?って。
そしたら、あれですよ。
バンナの試合は見ていて痛すぎる。

さて、話を一気に飛ばして決勝にいきますか。
私はあの決勝を疑惑の決勝と呼びたいです。

バダ・ハリよ、おまえはナルシマリョウかといいたい。
決勝に来てまで、やっちゃうか。
個人的感情の爆発か。
どうして、レミーはそんなに他のファイターに嫌われるのよ。

さて、なにが疑惑かといえば、レミーのやられっぷりが疑惑。
確かに反則行為を働いたバダ・ハリが悪いんですよ。
でも、もつれて倒れました。
バダ・ハリが倒れたレミーに襲い掛かりました。
パンチをしてきました。
審判の制止を振り切って踏みつけをしてきました。
なぜ、レミーは無防備に倒れたままだったんですか?
ファイターならば相手からの攻撃があれば、それに備えるはずじゃありませんか?
いくら自分が倒されたからといって、あなたはなぜ寝たままだったんですか。
逃げたり、ガードしたり、なぜしなかったんですか。
人間は本能的に攻撃をされると体を縮めるようにして防御態勢に入る生き物なんですよ。
もしかして、その前の攻撃が効いていた?
それとも、他の狙いがあった?

5分間のインターバル中、さほど興奮した様子も見せていないバダ・ハリ。
そして、うつろな目をしたレミー。つーか、レミーっていつもうつろな目だよ。
転がってきた優勝。バダ・ハリの冷めた目。
不思議とバダ・ハリのことを痛烈に批判もしない解説陣。
「あの行為はやったらいけないことですけど……」程度だったよなあ。
普通ならあんなことをする奴はファイターの資格なし!ぐらい吠えるだろ。
あれ?もしかして、後ろで黒い何かが動いた?
そう勘繰らずにはいられない、決勝戦でした。

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| 格闘技/武術 | 11:29 | comments(2) | trackbacks(0) |
剣客商売16 浮沈


再読している剣客商売シリーズだけれども、巻が進んでいく毎に寂しさを感じてくる。
なぜかといえば、主人公である秋山小兵衛がところどころで老いを感じさせ、死を匂わせるからだ。
秋山小兵衛は老人である。いまの時代では60歳と聞いても、そんなに年寄りに感じたりはしないが、江戸時代で60歳を過ぎていれば老人という見方は正しいだろう。
いつもと変わらず、悪をばったばったと斬るのだが、巻を追う(歳を重ねていく)ごとに気が短くなり、ちょっとしたことで風邪をひいたり、冬はコタツが恋しくなったりと、剣の達人が弱いところを見せていく。
これこそが人間ドラマなのかもしれないが、なんとなく寂しさを感じる。
もう一人の主人公、息子の大治郎も結婚をし、子供をもうけている。
こちらは老いを感じさせる小兵衛に比べ、これから全盛期を迎えるという感じで、小兵衛とは対照的な感じである。
剣客商売は、ただの時代小説ではない。こんなことは私がいうまでもないことなのだが、声を大にしていいたい。これは人間小説だと。
時代小説の中でも剣術小説だと、女性は手を伸ばし難いだろうけれども、剣客商売は違うんです。タイトルで読むのをやめたあなた。もったいないですよ。
この人間ドラマ、奥が深いです。

| 池波正太郎 | 16:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京デッドクルージング/深町秋生


著者はいつも私がこっそりと覗き見しているブログ(いつのまにか「新人日記」から「ベテラン日記」にタイトルが変わっていた)の「このミス大賞」受賞作家の深町秋生氏。
深町氏の小説は「このミス大賞」受賞である「果てしない渇き」から読んでいるが、今回の作品はよりバイオレンスさに磨きがかかっているといえるだろう。

舞台は近未来の東京。そんな風に書くとSF小説か?と思わせるが、いいえ違います。
脳漿や肉片が飛び散りまくるバイオレンス小説です。
2015年オリンピックを来年に控えた東京では、貧富の差が激しくなり、一部の都心部と湾岸部だけがオリンピックムードで盛り上がり、郊外に行けば行くほどスラムが広がり治安が悪化するという状況だった。
郊外には政府が受け入れをした北朝鮮からの難民や勝ち組になれなかったドロップアウト組がウヨウヨとしており、都心部では金や権力を手にした勝ち組たちが利権を奪おうとする外国勢を攘夷するために民兵組織を立ち上げ、重火器で武装して、外国人排除運動を行っていた。
物語は、そんな2015年東京で、謎の武装集団による中国人などが集まるクラブ襲撃からはじまる。

物語を動かすのは、武装民兵組織の青年たちと謎の美女ファラン。
二重、三重に張り巡らされた罠。そして、陰謀。
飛び散る脳症に、血肉の雨。
もう、深町ワールド全開です。

登場するキャラクターもキャラが際立っており、東北訛りのスナイパー伴野兄、ドライビングテクニックならだれにも負けない菊田など愛着溢れるキャラクターがたくさん出てくるのだが、なぜか誰一人として感情移入できるキャラは存在しない。
まあ、彼らに感情移入はしたくはないのだが。

2015年の東京で生き残りを掛けたサバイバル。
一気読み、間違いなしです。
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| 深町秋生 | 17:41 | comments(0) | trackbacks(16) |
泳げど、泳げど。。。


少し体重が増えてきたので、プールに行こうと考えた。
幼少の頃より水泳は習っていたので、泳ぎには自信がある。
昨年は近所にある市民プールに何度か通ったが、一回行かなくなるとどうしても足が遠のいてしまう。
私は、平日に仕事が休みということが多いため、市民プールなども利用がしやすい。
平日の午前中などに市民プールに行くと、いるのはじいさまとばあさまばかり。
驚くほど老人が高い。
どうみても、三十手前だという私が最低年齢ではないか。
しかも、その老人たちが我武者羅に泳ぐ、泳ぐ。
そんなに頑張ってどうするんだよ。
そう思うぐらいに泳ぎまくるし、泳ぐスピードも速い。
なぜ、老人が多いかといえば、市民プールは公共施設であり区が運営元なため、65歳以上はなんと無料なのだ。
きっと100円でも取られたら、プールに来る老人たちは激減するだろう。
それにしても、なぜ老人になってまで体を鍛えたがるのか、私には理解不能だ。
老人はコタツに入って、みのもんたでも見ていればいいものを。
そんなことを思いながら、泳いでいると、いとも簡単に老人に追い抜かれる。
そんなに頑張ってどうするのさ。
もしかして、三途の川も泳いでわたるつもりか?
などと毒づきながら、追い抜いていった老人を抜き返してやろうと我武者羅に泳ぐのであた。

| 雑記 | 01:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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